お腹のシェイプアップ! と言うと 「腹筋しなきゃ!」 と 仰向けになって 頭を持ち上げる腹筋運動が
イメージされます。
もちろん 腹筋を鍛えることは シェイプアップ目的以外 腰痛予防にも大切なことだけど、
美しい体型を手に入れるためには 腹筋だけでなく 背筋、内転筋の強化も 大切です。
腹筋 一般的に 腹筋と呼ばれるのは 真ん中の筋肉 「腹直筋」
ウエストのくびれには 「腹横筋」 を鍛えることも大切です。 腹横筋は コルセットのように お腹の深部を
囲んで支えている筋肉。 くびれを作るには ベリーやラテンのように 雑巾を絞るようなツイストが効果的!
どのジャンルのダンスを踊る時も 重心をかけたり、ターンをする時にも大切なのが 腹筋。
腹筋がないと 身体をしっかり支えられず、回った後や 速い動作から急に止まった時も フラフラ状態です。
腰痛予防にも 腹筋を鍛えることが 大切です。
背筋、脊柱起立筋 背中の真ん中にあるのが 「脊柱起立筋」
背中をシャキっと良い姿勢を保とうとする意識が 猫背を改善します。
自分で見える お腹の贅肉だけでなく、背中にも 贅肉は付きやすいので 背筋を鍛えることも大切です。
内転筋 (内腿の筋肉)
骨盤と大腿骨を繋いで 股関節を正しい状態に保ってます。 内転筋が弱いと 左右の大腿骨が離れていき
O脚の原因になります。 特に前面や外側の筋肉が太く たくましくなってきます・・・
私が いつもレッスン前に 姿勢チェックを説明する時・・・
鏡の前に立ち、まず 何も意識してない状態から・・・
①足を揃えて、内腿を閉めて まっすぐキレイに立ってみる。 → 内転筋
②おへそを上に引き上げて お腹を締める (お腹をへこませるのではなく、引き上げる感覚) → 腹筋
③肩をリラックスして 少し後ろに引き、顎を少し引き、背筋をピンとする。 → 背筋
そして 意識は 頭のてっぺんが 上に引っ張られてる感じになり、頭から足まで 身体の中心に
棒が1本まっすぐに立ってる感じになります

気持ちが引き締まり、表情も キリっとするはず☆
足をきれいに揃えて歩いたり 閉じて腰を動かすことが多い ベリーダンスやラテンダンスを指導してると
足と足が離れてる人が多いことに気付きました。 つまり 内転筋が弱い人が多い・・・
色々な基本動作を教える中でも 腹筋がなく、体幹をしっかり支えられない人も多いです。
意識させると しばらくは きれいな姿勢になるけど、また暫くすると 意識を忘れて 姿勢が崩れる・・・
普段の日常生活でも 意識をせず 歩いたり 立ち振る舞いしてると 自然に 姿勢が崩れてきやすいです。
日頃から 腹筋、背筋、内転筋が強化されてると 意識しなくても 自然に姿勢が良くなります☆
年をとると 足と足の間が離れて 背中が曲がって歩いてるお年寄りが多いのも そういう筋肉の衰えです。
背中がシャキっとして 若々しく見えるお年寄りは 若いうちから姿勢の習慣が長年ついてるんだと思います。
最近は 10代、20代の若い子達も 姿勢が悪い若者が多く、足や腕が細過ぎて 筋肉が無いようです。
どんな流行やブランドの洋服を着ても 姿勢が悪いと カッコ良くないので、やっぱり ファッションだけでなく
基となる体型や姿勢を改善していくのが 本当のカッコ良さだと思います
そして 筋肉を作るためにも 「タンパク質」 を多く摂る栄養バランスが必要です。
痩せたいからといって 炭水化物(ごはん)を全く食べなかったり、野菜だけ食べてちゃダメ☆
肝心な栄養素を摂らず、スナック菓子やパンを食べたり、お酒を飲んでちゃ 意味ないです・・・
「低脂肪・高タンパク質」 で バランス良い食事が大切です